小さい頃の夢、学校の先生にならなかった理由 1つ目
前回の内容の続き。
小さい頃から、たった1つだけあった将来の夢。
学校の先生。
実際に教育現場にでて、
子どもとふれあって、先生を目指すことをやめる選択をした3つの理由。
1っこ目 本当に教える必要があるものが何かわからない。
小2年生のクラスの算数の授業。
私は2ケタの計算でひっ算を子どもたちに教えていました。
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計算ができないことに、本気で傷つき、
計算ができるようになったことに、本気で喜ぶ子どもたち。
算数ができないせいで、劣等感を蓄積し、
自信を無くす子も、勉強ができない自分はダメだと追い込む子もいる。
そんなひっ算を教える私は、ひっ算なんて使わない。
電卓があれば大丈夫。
本気でひっ算を伝えたいなんて思ってない。
ひっ算ができるようになって、本気で喜ぶ子を、
心の底からよかったねって一緒に喜んであげれない。
ひっ算を含め、学校教育の内容が、
本当に私が子どもたちに伝えたい内容なのか。
そこに自信をもってそうです!って言えなかった。
子どもの将来を左右する教育が、これでいいのかわからなかった。
これが一個目の理由。