年末年始・一番羽を伸ばしたい時期にアラサー女子が原爆ドームに行くわけ。
原爆ドームの記事はコチラ。
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広島・原爆ドームを後にした後は、
これまたずっと行かなくちゃと思っていた場所へ。
電車にゆられ、海沿いを30分。
ついたところはココ。
戦前から造船業が栄え、
あの戦艦 大和が製造された街。
この町にある『大和ミュージアム』に、実は、ずっと行ってみたかった。
何で、どこにでもいるようなOLだった私が、こんな事に興味を持つようになったのかは、コチラ↓
※おいおいしっかりかけたらいいな。
大和ミュージアムに入った瞬間に目に入ったもの。
実際の10分の1で再現された大和。
菊の紋章に何故かドキドキしながら、奥の展示場へと足を運んだ。
太平洋の深海に今も沈んでいる大和。
その深海から引き上げられた、ナイフや靴、また生活品などが展示されていて、
どこか映画の中の話だった 大和 が、リアルなものとして、自分の中に蘇ってくるのを感じた。
実際に船に乗っていた人達はどんな思いで船にいて、どんな思いで死んでいったんだろう。今、何を訴えたくて、船は沈んでいるのだろう。
そんな思いでグルグルしていたとき、この言葉が目に入った。
『日本は進歩ということを軽んじ過ぎた。私的な潔癖や徳義に拘って真の進歩を忘れていた。敗れて目覚める。それ以外にどうして日本が救われるか。今目覚めずしていつ救われるか。俺たちはその先導になるのだ。日本の新生に先駆けて散る、まさに本望じゃないか』
原爆ドームからモヤモヤしていた私の心がスーッと落ち着いた。
死ぬ道しかないとわかって船に乗った若者たちが、どんな思いで戦いに挑んだのか。
どんな思いで、死んでいったのか。
そこから、今を生きる私たちが、何を学びどう生きるのかが、全て現れているように感じた。
あの時代を生きた人たちが、
いまの時代をみたらどう思うのか。
あの時代をしった私たちが、
次の時代のためにどう生きるのか。
自分の枠を超えた、
何かとても深い意志と
エネルギーと出会った気がした。
M,s Life
〜観点から自由な生き方コンサル〜
池田真理子